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コラム
携帯の基地局の拡大ってどうやるの?
携帯の基地局を拡大する仕事は、大きく分けて「屋内型」と「屋外型」があります。
屋外型は、割とイメージしやすく、ビルの屋上や高い塔の上なんかに設置されているアンテナを想像するとわかりやすいでしょう。
これらは広範囲に電波を飛ばすのが得意で、街中や郊外などの広いエリアをカバーします。
一方、屋内型の基地局は、人が多く集まる場所や電波が届きにくいところに設置されます。
たとえば、大きなショッピングモールの中や地下鉄の駅構内などが該当します。
こういった場所では、コンパクトなアンテナを設置することで、途切れずスムーズに通話やデータ通信ができるようにしています。
基地局を設置するためには、まずはどこに電波が必要なのかをしっかりと調査します。
これを「エリア調査」と言って、どこにどのくらいの電波が届いているか、逆にどこが届きにくいかをしっかり把握する必要があります。
その後、適した場所を見つけたら、ビルのオーナーや施設の管理者と交渉して設置の許可をもらいます。
設置が完了したら、実際に電波を飛ばして、ちゃんと使えるかどうかのテストをします。
携帯の基地局拡大は、まさに現代のライフラインをつくる仕事です。
作業に興味がある方からのご連絡、お待ちしております。